”GRIFFON(グリフォン)”は稼げるか!?(成田賢治)

117ヶ月連続で勝ち続けている投資システム”GRIFFON(グリフォン)”【成田賢治】について調べていきます。

最近、Youtube広告などでよく見かけるようになりましたがFXトレードシステムを無料で提供してくれるようですね。

私もFXの自動売買をやっているので「117ヶ月連続で勝ち続けている」というコピーを見ると「ホントかな!?」と正直思ってしまいます。

117ヶ月という事は、計算してみると10年弱もの期間になりますが、本当に10年間稼働させ続けて利益を出せているのでしょうか?

トレードの実績など詳しい内容を確認していきましょう。

GRIFFON

GRIFFON

出典:https://griffon.work/lp03/?gclid=

特定商取引法に基づく記載

副業や投資を探している人を狙って、お金をだまし取ろうとする悪質な業者が増えています。

そういった業者を簡単に見抜くポイントの1つが特定商取引法に基づく記載です。特商法は消費者保護のための法律で、販売事業者に対して会社名、所在地、連絡先、クーリングオフの方法などを記載するよう義務付けています。

この特商法の記載が無い事業者は信頼に値しませんし、一部の記載モレや事実と異なる表記をしている事業者にも注意が必要です。

特商法の記載のチェックポイント

一般的にはLP(ランディングページ つまり商品の販売ページですね)の下部に、特商法に基づく記載と個人情報の取り扱い(プライバシーポリシー)のページへのリンクがあり、そこから内容を確認できます。

先ほどお伝えした通り、「特商法の記載が無い=法律を守る気が無い」という事で論外ですし、検索に引っかからないように一部または全部を画像データ化している事業者も信頼できる販売元とは言い辛いです。

もちろん、個人の副業で身バレを防ぐために画像データ化するのは理解できますが、法人で画像データ化している会社は「後ろめたいことがありますよ」と言っているのと同じだと思います。

それでは今回のグリフォンの特商法の表記を確認していきましょう。

グリフォンの特商法の記載

【運営者情報】
提供者:GRIFFON運営事務局
連絡先:info@griffon.work

出典:https://griffon.work/lp03/unei.html

運営元の会社名、所在地、代表者名、連絡先電話番号などが記載されておらず、特商法の記載としては不備があるように見えます。

まあ、今回の場合は無料オファーなので「販売していない」と言われればそれまでですが、投資に関するアプリの提供ですからね。

何らかの金銭的なトラブルなどが発生した場合に直接電話連絡が出来ないのは正直不安です。

こういう部分をキチンとしてくれると信頼度が上がると思うので運営側は改善して欲しいですね。

GRIFFON(グリフォン) のセールスコピー

117ヶ月連続で勝ち続けている
完全無欠の投資システム

今なら期間限定で
最高峰の投資システムGRIFFONを
限定50名様に完全無料で提供します

引用元:https://griffon.work/lp03/?gclid=

LPから引用しましたが、「期間限定」「限定50名」のセールスコピーは「緊急性」「限定性」を高めるために使っているだけでと思われるので焦って登録する必要は無いでしょう。

「最高月利36%を実現」「117ヶ月連続で勝ち続けている」など魅力的な言葉がありますが、これが本当であればかなり稼げそうな印象を受けます。

しかし、少し落ち着いて考えてみましょう。

仮に10万円スタートで月利10%で複利運用したと仮定します。

すると117ヶ月後には69,652倍の6,965,160,837円、桁が多くて分かりにくいですが69億円以上の利益が得られる計算になります。※福利計算シミュレーションにて試算しました。

普通に考えて10万円が69億円になると思いますか??

投資なので100%勝ち続けるという保証はありませんし、相場の値動きを予想することは誰にも出来ません。

2020年3月のコロナショック時には、FXトレーダーの多くが退場していますし自動売買ツール(EA)もロスカットされる事例が多かったです。

一定のロジックでトレードしているのであれば、相場の値動きによっては損失が出てしまうことがあっても当然だと思うのですが、10年近く勝ち続けているという部分に違和感を覚えます。

GRIFFON(グリフォン) の概要

自動売買システムですから、そのキモになる「トレードロジック」を公開できないのは十分理解できますが、どこの業者を使い・どの通貨ペアをトレードするのかなど具体的な部分が明らかにされていません。

FXの自動売買ツール(EA)を無料で提供してくれるということは分かりましたが、世の中にはマニアックな通貨ペアに限定したEAなどもありますからね。

少なくとも通貨ペアぐらいは教えて欲しかったです。

STEP1 専用LINEへ登録する

STEP2 GRIFFONの情報を受け取る

STEP3 申請してGRIFFONを使い始める

以上のような流れでシステムを利用できるそうですが、普通に考えてトレードをする証券会社で口座開設の手続きを行ったり本人確認書類の提出をする必要があります。

そういった手続きをすっ飛ばしてアプリを利用できるようなので、無料で利用できるのはあくまでもデモ取引だと考えるのが自然です。

証券会社やFX業者などでもデモ口座によるトレードは当たり前に提供されているので、本登録する前に投資先の詳細やトレードのやり方などを試せるのは逆に良いことかも知れません。

しかし、それならそれで事前に「デモですよ」とキッチリ説明してくれた方が良心的ではないでしょうか?

また、運営元もボランティアではないので、普通に考えれば本登録する場合にはアプリ利用料などの手数料が必要になると思われます。

広告宣伝費やら何やらかけて集客をしているのですから、そのコストを回収する必要がありますし利益を追求するのが企業の本分ですので、それが悪いとは言いません。

LP下部にも「オンライン講座」は無料と書かれていましたが、FXトレードで利益を上げていくための講座やツールは有料と記載されています。

料金が1万〜10万円と幅があるのが気になりますが、グリフォンについての情報提供は無料で行ってくれるようですが、実際にそれを使って稼ごうと思ったら別途費用が必要になると考えて間違いないでしょう。

GRIFFON(グリフォン) の実績

FXの自動売買システムや投資アプリなどの場合、バックテストの結果や値動きのある実際の相場での成績(フォワードテスト)を確認する必要があります。

今回のグリフォンの場合、最高月利36%117ヶ月「無敗」とありましたが、そのうち8年間分はバックテストの結果だそうです。

しかし、自動売買ツールを選ぶ際に大事になるのは、実際に値動きのある相場で稼働させ、どれだけの実績を出しているのかという稼働実績(フォワードテスト)です。

というのも、MT4には「最適化」というツールがあり、バックテスト期間において最高の成績が出るようにパラメーターを最適化できるからです。

過去の相場に合わせて最適化していくと、しばしば「過剰最適化(カーブフィッティング)」になりがちです。

その結果、バックテストの成績は優秀になりますが、実際の取引で使用するとバックテストの結果通りに行かないケースが多々あります。

実運用で1年半以上勝ち続けているのであれば、その運用実績も明らかにして欲しいものです。

バックテストの結果のみを売りにしているEAは、開発者が実際には運用していない可能性もありますが、フォワードテストを公開しているEAは実際に運用し結果が出している証明になります。

LPを見る限りバックテスト・フォワードテストの実績が十分に明らかにされているとは言えません。

『最高月利36%117ヶ月無敗』を信じる根拠としては弱いと言わざるを得ないでしょう。

無料でもEAは提供されている

一昔前は自動売買システム(EA)は数万円〜10万円ほどで有料販売されていることが多かったですが、最近は無料で提供されているEAも増えてきています。

普通に考えると、「どうして無料でEAを提供しているの?」という疑問が出てくると思います。

有料のEAは売った分だけ販売者の利益になるので、誇大な広告表現を使って再現性の低いEAを売る悪質な販売者がいることが容易に想像が出来ます。

しかし、無料のEAの場合は利用者から購入代金を受け取ることができないため、何のメリットも無いように見えますが、実は提供側にしっかりとメリットがあるのです。

無料EAと海外FX業者のアフィリエイトシステム

無料EAの提供者側のメリットは海外FX業者のアフィリエイトシステムにあります。

参考までですが、国内のFX業者の場合は口座開設1件あたり○○円といった固定報酬になります。細かい条件などもありますが、およそ数千円〜1万円ほどでしょうか。

新規ユーザーを1件獲得しても1回限りの報酬しか得ることができません。

これに対して海外のFX業者は「ライフタイムコミッション型」の報酬体系が多いです。

・XMTrading
・TitanFX
・GemForex
・iFOREX
・XLNTrade

などなど。ライフタイムコミッションを導入している業者は色々とありますが、この中で最も高く報酬を還元しているのがXMTrading(XM)です。

その報酬の高さから、無料で提供されるEAがの多くがXMでの口座開設を前提にしています。(※他のFX業者を対象にしている場合もあります)

ざっくりと言ってしまうと、

このアフィリエイトリンクから口座開設してね

開設したXMの口座のMT4でしかEAは使えないよ

このような流れで、自分経由でXM口座を開設してくれた人に対してのみ無料でEAを提供しているわけです。

そして、このライフタイムコミッションとは何なのかと言うと「ユーザーの取引量に応じた継続報酬が発生」する報酬体系となっています。(IB報酬と言われています)

つまり自分経由で口座開設してくれたユーザーがトレードを続けてくれる限り継続して報酬が得られる仕組みになっています。

今回のグリフォンは有料で提供されるシステムのようなので、IB報酬を得られる仕組みは組み込まれていないと思われます。

よってシステムを使い続ける場合、何らかの形でシステム利用料やメンテナンス費用が必要になるでしょう。

以上のように、現時点では実際に稼げるという根拠が不十分なこと、継続利用する際には何らかの費用が必要になると想定されることから、私としては参加は見送りたいと思います。

GRIFFON(グリフォン) の口コミ・レビュー

こういった案件に参加する場合、事前にネットで口コミや評判を調べるのが大切ですが、今のところ否定的な意見が多いようです。

色々と調べてみましたが、実際に「稼げた」という口コミを見つけることができませんでした。

LP上には利用者の声・実績などが書かれていましたが、ああいったものは運営側でどうとでも作ることが出来ますからね。

平均して月利10%で運用できると仮定すると、12ヶ月稼働させると約3倍に増える計算になります。

100万円の資金で運用したら300万円以上になるわけですから、ある程度利用者がいれば実績をブログやSNSなどに上げていても不思議ではないでしょう。

また、投資システムの情報は無料で提供されるようですが、LPに書かれている通り実際にFXで利益を出すための講座・ツールは有料で提供されるようです。

運用実績もキチンと公開されておらず、開発者が実際に稼働させているかどうかも不明です。

投資システムを導入しても稼げるという根拠が薄く感じられるため、私としては参加を見送りたいと思います。

まとめ

今回は「117ヶ月連続で勝ち続けている投資システム「グリフォン」(成田賢治)について確認してきましたが、色々と調べてみた結果、個人的には参加を見送りたいという結論になりました。

今回のオファーではLP上で具体的に投資する通貨ペアや考えられる損失などについての記述が不十分に感じます。

普通に考えて投資ですから毎日勝ち続けることは不可能であり、負ける日も当然でてくるでしょう。

そのときに発生する損失がどの程度の金額になるのかetc…、参加者に取って不利益になる情報についてもキチンとLPで公開してくれると印象も変わるので是非改善して欲しい部分です。

また、いかにも簡単に稼げるという書き方をしていましたが、バックテスト・フォワードテストの実績も十分に開示してくれているようには見えず「稼げる」根拠が薄いかなとも思います。

最終的に投資システムを運用していく際に費用が必要になるようですが、ツール代の元が取れない可能性もあるため私としては見送りたい案件でした。

私がオススメするFX自動売買システム

117ヶ月連続で勝ち続けるのは不可能だと思いますが・・・

もし、あなたが本当に稼ぎたいのであれば、私が現在進行形で運用し、実際のトレード成績のキャプチャ画像を毎日報告している以下の案件をオススメします。

コロナショック時には大きな損失も出しましたが、それ以外の期間では月利10%〜20%ほどの現実的な利益を得ることが出来ています。

胡散臭いと思う気持ちは分かりますが、私が人柱となり検証済みなので安心して下さい(笑)

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詳しくは上記記事を参照下さい。

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