こんにちは。今日は「稼ぎながらトレード技術も学べる」という”FX Realize（FXリアライズ）”について記事にしていきます。
こちらの商材は、これまでもFX系の商材の販売実績がある「BELLSTONE株式会社 （石塚勝博）」により開発・発売されたものです。
過去にFXで○百万円のロスカット経験のある私からすると、学んでいる間に元本を溶かしてしまうのでは！？と思わなくもありませんが、評判や口コミを調べていきます。
FX Realize
特定商取引法に基づく表記
気になる商材を見つけたら、まず確認して欲しいのが特定商取引法に基づく記載事項です。
特商法は消費者保護のための法律で、消費者とトラブルを起こしやすい業種に対して会社名、所在地、責任者、連絡先等を記載するよう義務付けています。
一般的には販売ページ（LP：ランディングページ）の一番下に特商法と個人情報の取り扱い（プライバシーポリシー）のページへのリンクがあり、そこから確認することができます。
セールスレターを読み終えて「気になるな」と思ったら、いきなり登録・購入せずにまず特商法の記載を確認するようにしましょう。
特商法の記載事項のチェックポイント
まず、特商法の記載が無い場合は論外だと言えます。要は法律を守る気がない事業者だと言うことです。
基本的に特商法の記載があって当たり前、記載モレや事実と異なる内容を記載しているなど不備がある事業者にも注意が必要です。
また、記載事項のうちの一部または全部をテキスト（文字）ではなく画像データ化している会社も要注意です。なぜなら、「検索に引っかからないよう画像データ化する＝何か後ろめたいことがある」ですからね。
FX Realize（FXリアライズ）の特商法の表記
| 販売業者名 | ＢＥＬＬＳＴＯＮＥ 株式会社 |
|---|---|
| 代表責任者名 | 石塚勝博 |
| 所在地 | 〒294-0056 千葉県館山市船形573-8 |
| 電話番号 | 0470-28-5940 |
| メールアドレス | rlz＠rlz.bellstone.co.jp |
| 販売ページURL | http://rlz.bellstone.co.jp/t/ |
特商法における記載事項に不足はありませんでした。法人のホームページが確認できなかったのが残念ですが、国税庁による法人番号は確認できたので、実在することは確認できました。
FX Realize（FXリアライズ） のセールスコピー
Q.FXで仮想通貨もトレード出来る？→はい！
Q.売買タイミングを自動でお知らせ？→はい！
Q.パソコンが自動売買？→はい、それも出来ます！でも、ちょっと待ってください…
稼ぎながらトレード技術も学べるので
思考停止トレードで稼ぐだけでは勿体ないです！最速で結果を出しながら学べる
売買シグナル＆ノウハウ＆EA（自動売買）出典：販売ページ
過剰な煽りもなくFX系の商材としては好感を持てるLPでしたね。
自動売買ソフトと売買タイミングを知らせてくれるサインツールを提供してくれるようです。ロジックが公開されているので、シグナルが発生する根拠などを学んでいくことでトレードの技術も身に着けていくことが狙いです。
FX Realize（FXリアライズ） の概要
販売ページは好感の持てるものでしたし、商材の内容からもトレードに長く携わってきた人物が作成したものであると思われます。ツールの特徴としては、
以上になりますが、なんと言ってもFX Realizeの最大の特徴はEAを使って稼ぎながら裁量トレードを学んでいくという部分でしょうか。
再現性の高いシグナルツールやEA（自動売買）を使った実際のトレードを通じて、エントリー・利益確定・損切りなどのロジックの根拠を学んでいこうというものです。
対応している通貨ペアは以下の7ペアとなります。
経験者から見ると物足りないかも知れませんが、FXの初心者向けと考えれば十分ではないでしょうか。EAの中には1つの通貨ペアにしか対応していないものもありますからね。
時間足は５分足、１５分足、１時間足の専用設定が提供され、おおよその取引回数の目安は次の通りです。
その日の相場の値動きなどによって多少の違いは出てくるのであくまでも目安ですね。そして、肝心の勝率はと言うと…
かなり現実的な数字になっています。どこかの会社の『勝率97%以上』といったキャッチコピーに比べると地味ではありますが、信憑性は高いように思えます。
コツコツドカンという言葉がありますが、勝率がどれだけ高くても1回ドカンと負けてしまうとトータルで負けてしまう場合があります。勝率が高いからと言って必ずしもトレードで勝てるとは限りません。
逆に勝率が低くても損小利大のトレードが出来ていれば、トータルで勝てる場合もあります。
FX Realize（FXリアライズ）の口コミ・批評・レビュー
FXリアライズを購入した人の口コミをまとめると
のようになります。
実績がバックテストのみ
LPではツールのバックテストの結果は出されていますが、実際に値動きのある相場でのフォワードテストの結果は公開されていません。どれくらいの利益が期待できるのかなど、判断する材料が乏しいです。
また石塚氏がFXで稼いでいるという根拠も明らかにされていないため、FXリアライズのツール及びトレードノウハウに対する信憑性が低いように感じられます。
ロジック・ツールの性能が微妙
エントリーは、トレンド方向から一旦逆に動いた押し目／戻りのタイミングで、いわゆるトレンドフォローの手法になります。オーソドックスな手法ではありますが、逆に「ありきたりな手法」だとも言えます。
購入者の口コミによるとEA・サインツールの性能は微妙なようです。FXの自動売買が目的であれば、他のツールにするべきでしょう。
メインは裁量トレード
LPを見るとFXの自動売買やサインツールがメインのように見えますが、購入者の口コミによると実際のところは「裁量トレードを学ぶ」ことが主目的の商材のようです。
商材のコンセプトは「稼ぎながら学ぶ」こととLPに書いてありましたので、これから裁量トレードを学びたいという人は購入を検討してみても良いのかも知れません。
まとめ
稼ぎながらトレード技術も学べる」という『FX Realize（FXリアライズ）』BELLSTONE株式会社 （石塚勝博）について見てきました。
販売会社は国税庁による法人番号により実在が確認できましたが、法人のホームページが確認できなかった点が残念です。
商材としてはFXの裁量トレードを学ぶための教材で、自動売買・サインツールのロジックも公開され販売者のサポートもキチンと受けられるようになっています。
しかし、トレードの手法はありきたりなトレンドフォロー型で、自動売買ツールの性能も微妙との口コミがあり、教材の費用（43,780円）に対する価値があるかは少々疑問に感じられました。
FXの自動売買を始めたいのであれば、他のツールを検討した方が良いと思います。
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